2008年12月12日

A様邸の手すり完成しました!


早いものでもう12月になりました。寒さが厳しい朝でも、工房にあるストーブを焚くとだんだん暖かくなってきて、この感じが冬なんだ、やっぱりいいもんだなんて思ったりもします。
 すっかりブログの更新も滞ってしまっていましたが、この間にいろいろなものをつくりました。まずその報告をしたいと思います。

先月A様邸の階段手すりを取り付けました!この階段はゆるいカーブを描くらせん階段で、玄関エントランスホールから二階に上がるためのものです。
形状が曲線なので、まず最初の寸法取りは重要でした。型紙を使って慎重にらせんの軌道を割り出して、カーブのポイントごとに支柱を立てていきます。それから、その支柱に沿って鋼材を曲げてゆき、手すりの装飾となるユリの花とすずらんを、
全体のバランスを崩さないように組んでいきました。
 特に難しいのは、手すりの笠木の部分(手でつかまる部分)です。ここは木を使いましたが、薄い木を重ねて固定させながら階段に沿った形をつくった後に削り出しました。
私もこの木で曲線をつくる作業は初めて見たのですが、鉄とちがって熱をかけて曲げるのではないので、なかなか難しい行程です。素材の間の対話というと、ちょっとありきたりの表現ですが、お互いの素材の特性を引き出しながら作業は進んでいきました。
posted by craft-mans at 21:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年08月19日

取り付けしました、看板と掲示板


西東京市にある不動産屋さんの看板を取り付けてきました!
全体を見ると、看板というかフェンスになっています。
フェンスのデザインが、人形と彼らを取り巻く家や雲、木々などを形づくるものになっていて、家の煙突からもくもくと大きく出る煙の形の板に、屋号が切り抜かれています。

これは作っていてとても楽しかったです。もともとデザインの雰囲気は決まっていて、最初は掲示板もあったのですが、改装に伴ってこのフェンスをつくらせて頂きました。
まずフェンスの枠をつくり、そこから家の部分、次に木という具合に決められる箇所から鋼材を曲げてつくっていきました。ある程度決めてしまうと、バランスが大事なので、いろいろ曲げ方を変えたり、鋼材の太さを変えてみたりと、全体を観ながら進みました。

何年も前にある人に、ものをつくる素材として、とったり付けたり一進一退しながら試行錯誤できるようなものでなければ、素材として優秀ではない、と言われたことがあります。素材に優秀があるかどうかとうことではなく、可塑性をもったメディウムとして表現されていなければ、良きメディウムたりえないということでしょうか。これは、文章とか映像、音楽にも当てはまると思うので、ちょっと話が広範になりすぎてしまうかもしれません。もっというと人というものが持つ可塑性ということにもつながりそうです。
話を少し戻すと、ものをつくっていると、そのつくっている時間というものは、通常の尺ではとうてい測りきれないものになります。一回部材を付けたら、これは良し、と思える地点から遠ざかった、近づいたと判断できます。
やり直そうと思って引いてみたら、一気に進むこともあります。
こういう判断を促すのが、可塑性を持つ素材としての特質であり、またものをつくる時の面白さでもあります。ある完成地点のようなものははっきり見えていなくても、これは違う、これはこの場所がいいと判断できるのもよく考えると不思議なことです。

それにしても取り付けの日は暑かったです!日本の夏はかくも厳しいものなのかと思いました…。
それでも無事に設置が完了して良かったです。工房も暑いですが、なんとか乗り切ります!

文責 ロボコモ


posted by craft-mans at 03:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年07月13日

MAio-108 ろうそく照明とたな

先週納品した照明です。 飲食店の内装に使うもので上がワイン棚、下がブラケット型照明で、全部で10組製作しました。 一度、黒く塗装した上に箔をまばらに貼ってあります。 張りムラを作る事で設計者さんの求めてる光具合を上手く表現出来たと思います。 箔を1枚1枚貼るのはかなりの労力でしたが、同じ金属の表情でも箔の持っている軽さと輝きは今後、さらに展開していける可能性を感じました。 より箔の表情をいかしたもの作りが出来る様研究していきたいです。 大森

posted by craft-mans at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年07月03日

6月の門扉



テーマが‘オリエンタル’のマンション。門扉や館銘板などのエントランス部分の製作をしました。
門扉と言ってもみなさんのイメージは様々でしょうが、アイアンというと、唐草模様や格子状のものをイメージされる方が多いのではないでしょうか? 
私たちは毎日制作する中で、「・・!」という素材の表情との出会いがあります。
写真の門扉は、そういう出会いを形にしたものを、オーナーさんが気に入ってくださり、このマンションに合わせて作ったものです。
鉄のシャープさが、エントランスを出入りする光や、植栽を抜ける風を、とても心地よく感じさせる空間の一部になっていると思います。

オーダーメイドなら尚更、何かがそこにほしい時、空間や場面に対する想像力や思いは様々でしょうから、その思いを形にするきっかけの中で暮らす作り手としては、今度はどんな表現や人と出会えるか、また楽しみです。


文責 コピ子ピ・ルアック
posted by craft-mans at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年06月10日

国立での展覧会が終わりました!



ずいぶんブログの更新が遅れてしまいました。ホームページをリニューアルしたことで、このブログにアクセスにもアクセスしやすくなりました。これからはなるべく更新していきます。みなさんよろしくお願いします。
 さて、6月8日まで国立のカフェ・クオーレで開かれた、ものづくり教室の展示もこの度無事に終了致しました。お越しになって下さったみなさん、カフェ・クオーレの方々本当にありがとうございました。そして生徒のみなさんもお疲れさまでした。期間中は梅雨の時期ということもあって、何日か雨にたたられてしまいましたが、たくさんの方々が来て下さって作品の置かれている空間を楽しんで頂けました。
 
 私もカフェクオーレに行って、コーヒーを飲みながらゆっくり作品を見ることができました。テーブルの上に置かれていたり、座っているすぐ目の前の壁に作品があったりと近い距離に作品があるので、細部まで見て楽しめました。以前に、置いてある彫刻に全部触れることができる展覧会に行ったことがあります。普段は作品には触れないし、距離は制限されています。もともと傷がつかないようにとか、汚れないようにするためだったりするのでしょうが、創っている人は触ったりなでたり、いろいろな過程を経ているはずなのだから、見ることだけでそれを追体験するのは何だかはじめから問題を出されてる感じがします。
 彫刻でなくて、たとえば棚や花器であってもそれは共通のことがあると思いました。ただ決定的にちがうのは、彫刻の場合にはその追体験することそのものを作品にする意識があるけど、家具や明確な目的を持った実用品はその意識は前面には出ない。
 でもゆっくり座って見ていると、創ったものがある不思議さとその人の手の動きもやっぱり見え隠れしていました。自然物の面白さももちろんあるけれど、人の創ったものも面白いのだとはっきり思います。
 
 これから週替わりくらいのペースでライターが交代しながらブログを更新していきます!               
                        
 文責 ロボコモ


 
posted by craft-mans at 11:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年04月11日

錆について

どういうわけか、此処のところ、錆の話が、多い。
良い錆ふかせてください。
反対に、錆ふかせないように。
まるきり反対の話し。

鉄は、錆ます。言うまでもないが、鉄は、空気中の酸素と結合して、酸化します。
最初の内は、いわゆる赤錆、完全に酸化していない状態です。
これを上手く、徐々に酸化させたり、一気に薬品などで酸化さたりすると、黒い安定錆に、変わります。
こうなると、傷つかない限り、空気中では、錆びにくくなります。
いわゆる黒錆です。
普通の状態であれば、赤錆が吹き始め、環境にもよりますが、その下に、黒錆が形成されます。一見赤い錆のように見えますが、その下に、黒錆が出来上がると、もう錆は進行しなくなります。
但し、風に、砂やごみが巻かれ手吹きつけたり、日に晒されて、鉄が温度を上げたりすると、表面の、黒錆が痛み、そこから、また赤錆が進行します。

ですから、錆びさせないようにするには、空気との接触をしないようにすればよいのです。

その、第一は、塗装です。

塗装も、下地と、上塗りが有ります。

下地を(通常エポキシを使うことが多い)2回くらい塗り、上塗り1回くらいでも、
傷をつけない限り、なかなか錆びにくいものです。

但し、取り付けの時に、落下や、取り付け面のゆがみ、などで、無理に本体の鉄を曲げたり
伸ばしたりすると、溶接部分や、傷ついたところの、塗膜が痛みますので、そこから錆始めることが、多いものです。

もうひとつあるのは、制作費用を削る場合、下地の回数を減らすこともあります。
塗膜が薄くなるので、のちのメンテナンス(上塗り)は、比較的早めに施工したほうがよいと思われます。

いずれにせよ、塗膜の厚みが、錆を左右すると言えます。
予算の問題や、オーナーの都合で、下地の塗り回数が少ない時は、なるべく早めに、塗り重ねの機械を設けた方が良いと思われます。

しかしながら、錆、反対にきれいだという方も、最近多くなって来ています。

私も、室内のオブジェなどは、錆の風化した表情の、美しさは、造形の一部として、出来る限り、取り入れ、鉄の自然のはだの、美しさは、出来たら、みんなに楽しんでもらいたいと、思うようになりました。

木などと違い、木目が有るわけでもない、鉄の肌は、むしろ錆びてこそ、美しさがでてくるように、思うという意見も、最近では多くなり、いかにうまく錆びさせるかがカギになります。

鉄をあえて錆びさせる場合、酸を使って、最初に強力に錆びさせます、この時気おつけなければいけないのは、いきなり強めに、錆びさせると、まえにも書いたとうり、赤錆の下に、黒錆が一気に出来上がり、それ以上進行しにくくなり、折角錆びさせたつもりが、錆を保護した状態になってしまします。ですから、錆びさせるといっても、2カ月も3ヶ月も掛け、ゆっくり、進行させなければなりません。

前記した、塗装をして錆ないようにすると言っても、2,3年置きに上塗りを、続けない限り、不可能です。
むしろ、多少錆びた状態を、少しだけ維持し、鉄の肌が、あれてきてから、再度、上塗りをかける、などすると、鉄の雰囲気は、さらに上がります。

もし、まったく錆びさせたくないのなら、鉄を使うべきではなく。ステンレスを使た方が良いと思われますが、鉄の雰囲気には、なりませんし、費用も3倍近くなります。

あるいは、プラスチックを使うしかありません。プラスチックにしてもいずれは、紫外線でひび割れを起こし、見るも無残な姿になってしまします。

錆びさせないといい、錆びさせるといい。どちらの場合も、時間をかけ手を掛け、費用をかけ、ということになります。

むしろ、その環境で、自然にあるがままに、錆びさせるというのが、長持ちもし、美しくもあるのではないでしょうか。

posted by craft-mans at 20:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2007年11月06日

もう11月に


あっというまにもう11月ですね。工房の中もだんだん冬の気配が漂ってきました。
展覧会の報告がずいぶん遅くなってしまいました。先月の14日に搬出を終えて、
作品は今工房のショールームに置いてあります。作品もおつかれさまという感じです。
 オープニングにはたくさんの人が足を運んでくれました。
観に来てくださったみなさん、ZEROの方々、関係者の方々、本当にありがとうございました!
いろいろ反省点も見えたので、今後の活動に生かして、よりよいモノつくりに励んでいきます。



posted by craft-mans at 13:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2007年09月14日

展示会


9月14日(金)から10月14日(日)まで代官山にあるZERO FIRST DESIGNで作品展「IN/OUT」を開きます!ショップにあるショーウィンドーには、私たちが創ったタイルやテーブルが組み上げられて展示されています。
 今までは家具などの制作物は発注を受けて創ることがほとんどで、はじめから創るものを企画、立案、制作していくのはなかなか大変でした。それでも今回ZERO FIRST DESIGNの協力もあり、緊張感のある空間になったと思います。
 ショップの中には普段販売されている品々の他に、私たちが普段制作に使っている道具も置かれる予定です。私たちの今回の制作風景もスライドショーで流れています。みなさんぜひ立ち寄ってみてください。

posted by craft-mans at 11:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2007年06月29日

最高の景色


熱海は何かとご縁がある場所で、この1ヶ月は個人別荘の制作と現場で大忙しでした。門扉、階段そしてベランダのフェンスなど家周りのものを手がけました。現場の環境は様々ですが、今回は山の上から熱海の町と海が見渡せて最高でした!ただ、天気の良い日の夕方にはいっぱい山の蚊が出て、刺された後が腫上がっていまだに痛く、水ぶくれのようになっています。
熱海には別件の仕事で来た事があるのですが、こんな山の上から見て初めて気づいたのは、熱海の建物は白が多く使われているということです。初日の夜は天気もよく、空気が澄んでいたので、日光で白と青がキラキラして、まるで異国にいるような感じがしました。
posted by craft-mans at 15:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2007年06月12日

発見!


先週の日曜日で、ものづくり教室の展示会が無事に終わりました。土曜日は大きな鉄板でBBQをしました。7月から教室に参加する新しい生徒さんも、先週で数人集まりました。
ところで、昨日工房でカラスの赤ちゃんを発見しました。以前スタッフと見たことないね〜なんて話してたのですが、巣から落っこちたのか、お母さんと離れてしまったのか分かりませんが、「カーカー」と泣き続けています。昨夜は手洗い場の下で寝てましたが、今日はギャラリーの横にずっと立っています。赤ちゃんなので警官心がなく、近寄っても逃げないで、食べ物を欲しそうに体には大きすぎるクチバシをあけるだけです。母親から生活の技を学ぶ前に離れて、これから一人で生き延びるのは厳しいんじゃないかと思うと心が痛みますが、どうしようもありません。明日もまだ元気でいてくれるといいのですが 
posted by craft-mans at 14:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | MAio-108 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。