2010年12月03日

窯焚き×窯焚き×窯焚き

陶芸の古荘です。
月曜のブログ担当だったのですが、今日になってしまいました。スミマセン。

前回の記事では、本焼きの前の釉薬かけの段階でした。いざ灯油窯を還元(酸素を少なくする焼き方)で13時間かけて焚きました。
ところが焼き上がりが自分の納得ができる上がりでなく、がっかり。。 還元の具合が窯の中でまだらになってしまいました。窯の中が酔った感じです。
更に同日に電気窯で白い釉薬の作品を酸化焼成したのですが、それも釉薬の溶けが甘くまたまた納得できず。
再度、電気窯に入らなかった作品を2回目焚こうとしたら、今度は窯の温度が上がらず!!
なんと窯の配電器の中の部品が壊れていました!!

うーん、窯の神様が私を見放した〜。
さあどうしよう。灯油窯、電気窯、共に満足できなかったし、まだ焼いていない作品がある。
というわけで、ええい、もう一度、全部満足できなかった分(灯油窯と電気窯で既に焼いたものの焼き直し)とまだ焼いていない分を入れて、灯油窯を還元で焚く!!! そうすることが一番自分が納得できる。
と考え、またまた灯油窯を30日に13時間かけて焚きました。
窯焚きの嵐。。。

一度本焼きをしたものをもう一度焼きなおしても、焼き上がりが変わらない場合もあります。
焼いてみなければわからない、という感じ。
ええい、女は度胸だ。今度は気合を入れて、念力をかけて(?)窯焚きをしました。
そして結果は……、焼き直しの分は、1回目の状態よりは自分の目指していた上がりに近くなり、まあまあ満足しました。
焼き直してよかった、よかった。

と、ほっとしているヒマもなく、焼き上がり作品の手入れが始まりました。
高台の裏のテーブルに接する部分を、ルーターや砥石、紙ヤスリを使ってざらざらしている状態をツルツルにならします。
さらにカップや湯のみなどは、内側に水どめの液体をしみこませます。
花器など水を長時間入れっぱなしにするアイテムは、シリコンを入れて膜を張り、水が素地にしみこまないようにします。
通常の陶器はこれで手入れは終わりですが、私の場合、伊豆の土の模様の部分(釉薬がかかっていない)に使用時に水がしみこまないように、さらに水止めの液体を塗りこみます。土の模様は焼きあがった状態ではぼんやりとしていますが、この液体を塗りこむことによってくっきりします。
なんかお化粧をしてきれいに仕上げる感じです。
お、美人になったなあ、おまえ。と、産みの親としてほくそ笑むのです。

そしてそして、ハレの舞台、ジョージ・ナカシマの家具ショップ・CO GALLERYにて本日3日からお披露目となりました。
テーブル・椅子などに加工する前の段階の板が壁にところ狭しと立てかけられた、ライブ感溢れるギャラリー。
天井が高く、口を開けてあんぐりと見上げてしまう、圧巻なギャラリーです。
ジョージ・ナカシマのテーブルの上に、鉄、ガラス、布、イラスト、照明、陶器が展示される。
苦労して焚き上げた私の作品も、きらきらして見えるのが不思議です。

本当は写真を掲載するつもりだったのですが、間抜けなことに撮影したカメラをそのままギャラリーに置いてきてしまい、今日は写真がありません。ま、是非ともCO GALLERYで直接ご覧になってください。
お待ちしております。
posted by craft-mans at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 古荘美紀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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